種子島紫芋
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紫芋の幼苗

種子島紫芋

2000年頃までは種子島から防疫上の理由で、芋類は薫蒸処理を受けなければ島外へは出荷出 来なかったのですが、規制が緩和されて以降は、徐々に鹿児島県本土などへ出荷されるようにな りました。

種子島紫芋 その後、この紫芋の特徴である果肉(正確には根茎内部)を紫色に発色させている成分が、強い 抗酸化活性を示すタンパク質であるポリフェノールの一種であるとTV番組などで紹介されまし た。

同時に、種子島の紫芋は紫芋の一種なのに、とても甘くて美味しいとも紹介されました。それを 契機にしたかのように、種子島の紫芋は一躍有名になり、栽培される量も大きく拡大しました。

抗酸化作用という表現だけでなく、メディアによっては抗ガン作用と拡大解釈?されたためか、 「紫芋を食べると癌が治る。」あるいは「目がよく見えるようになる。」などと信じた方も少な くなかったようです。 焼いた紫芋

もちろん、紫芋を食べたからといって癌が治るはずはありませんが、せめて食べた方の気持ちが 和らいだのなら、それはそれで、紫芋も少しは社会に貢献出来たのかも知れません。

ただ、多くの方々は、やはり甘いことに期待を寄せられてのお求めであったとみられ、安納芋の 人気拡大に押されて出荷量は減りましたが、「焼き芋はホクホクであるべき。」とお考えの方々 には、今でも少なくない人気を保っています。

 

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