安納芋・紫芋
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左から安納こがね、安納紅、紫芋

安納芋・安納こがね・紫芋

種子島で栽培されているさつまいもの中でも、原料用ではなく、主に青果用として出荷されてい るのが、種子島紫芋や安納芋です。どちらも甘くて美味しいことから、広く知られるようになり、 ここ数年の間に栽培量が飛躍的に大きくなりました。特に安納芋は、甘さと同時にその柔らかい 食感がより一層の甘さを感じさせ、種子島を代表するような作物となりました。

安納芋

安納芋には二種類あり、一つは表皮の色が薄茶色のものが安納紅、もう一つは表皮の色が白っぽ いものが安納こがねと呼ばれています。どちらも鹿児島県の農業試験場が開発、育種登録された さつまいもの一種で、種子島地区に限定許諾された品種です。

今年収穫の安納芋や紫芋

平成22年秋に収穫予定の安納芋・安納こがね・紫芋のご予約受付を開始しました。お届けは 天候などに問題なければ、10月中旬頃から開始する予定です。 平成22年産ご予約フォームへ
 

安納芋(安納紅) 安納こがね
安納芋 安納こがね
カロテンによるオレンジ色の発色も美しい。食物繊維、ビタミンCやE、カリウム、ヤラピン など紫芋に負けない実力。甘さは紫芋を上回り、糖度が16度にもなる大変に甘くネットリし た焼き芋向けの芋。 安納芋を栽培していると、ごく稀に現れる白っぽい変色品種。それだけを選りだして殖やした 安納芋の変わり種で食味は安納芋と同等かやや上品な甘みか、判断の難しいところ。
紫芋・安納芋・安納こがね商品一覧
安納芋5kgセット
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┣ 安納芋・安納こがね5kgセット(準備中)

紫芋

種子島で栽培されていた紫芋(種子島紫4号)の後継品種。表皮は白く、果肉は鮮やかな紫色。食感 は、さつまいもらしい粉質性と呼ばれるホクホクしたもの。多くの紫芋は淡泊な食味だが、この種子 島紫芋は強い甘さも併せ持っている変わり種。
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種子島紫芋 紫芋や安納芋の焼き芋など
種子島紫芋 紫芋や安納芋の焼き芋など
抗酸化タンパク質ポリフェノールの一種、アントシアニンによる鮮やかな発色で一躍有名に。 ビタミンCやE、食物繊維、カリウム、ヤラピンなど豊富な栄養素を持っている、紫芋とし ては非常に甘い品種。 紫芋や安納芋を専用の工場で、じっくりと焼き上げ、急速冷凍した冷凍焼き芋や、安納芋や 安納こがね、紫芋の栽培オーナー制度、さつまいもの歴史や安納芋栽培の様子など。
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冷凍焼き芋の安納芋・紫芋
安納芋の栽培オーナーズ
安納芋・安納こがねについて
安納芋栽培の様子1
安納芋栽培の様子2

安納芋など、サツマイモの導入

元禄十一年(1698年)三月、時の種子島島主、第十九代種子島弾正久基公が琉球の中山王尚貞より、 一籠を贈られて・・・と伝わっていますが、久基公の人柄や活躍ぶりなどを考えると、敢えて琉球に調 査に行き、甘藷を見いだして、積極的に取り入れようとしたものと考えられます。 苦労して得た甘藷の苗を、西之表市下石寺(右の写真)に試植を行い、増産・普及に努めたとみられま す。この七年後、宝永二年(1705年)山川(現山川町)にも、前田利右衛門によって伝わっていま す。さつまいもは飢饉時への対策として、急速に普及が進められ、その後の薩摩地方では餓死者は皆無 だったとされています。

導入後のサツマイモ〜安納芋へ

江戸時代、関東地方を襲った享保の大飢饉時に実績のあった薩摩芋は、享保の改革を推し進めていた当 時の将軍徳川吉宗、大岡越前守忠相の命を受けた蘭学者の青木昆陽によって、小石川療養所を始め日本 全国に広められました。当時導入された定額税制を後押しするためだったかも知れません。当時、さつ まいもはやせた土地でも栽培できるという点が特に大きな魅力だったようです。

昆陽寺、昆陽神社、昆陽池、昆陽という地名など日本各地に昆陽と言う文字が有るのは人々が青木昆陽 を芋神様と称えた結果だったようです。薩摩地方では、「カライモ(唐芋)」と呼ばれますが、「さつ まいも(薩摩芋)」と呼ばれるのは普及のきっかけとなった薩摩地方を称えての事だったようです。

後には天明の大飢饉などで多くの命を救ったと記録にあります。 しかし、後の時代、特に戦前戦後の食糧不足が深刻な時代には有名なさつまいもの品種「農林1号」等 が示すように、品種改良に伴い多収と引き替えに食味は淡泊なモノに変わっていったのではないかと考 えられます。

一方、北米大陸では、スウィートポテトと呼ばれる「さつまいも」は、現在に至るも、文字通り糖度の 高い品種が数多く栽培され、「甘い芋」である事は当然の事とされています。これは多収を追い求めす ぎなかった結果、本来の甘藷が現在に伝わっているのではないかと考えられます。

明治維新後、明治政府の方針により、種子島でも非常に沢山の外来作物が、世界各地から持ち込まれ、 試植され、殖やされたようです。この時期から一気に栽培品目が増え、さらに改良の研究が進められた ようです。主に多収(面積当たりの収穫量が多い事)や、病害抵抗力などの改良が進められ、食味が犠 牲になった事も少なくないようです。

種子島に伝わるさつまいも伝説
安納芋の開発について

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